映画泥棒テツの映画評価〜ツタヤ、上映中、金曜ロードショー

通称映画泥棒テツがツタヤ、上映中作品、金曜ロードショーなど映画をレビューするブログです。

アウトブレイク:感染パニックものの名作。こんな感じでウィルスは感染するのか!

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アフリカ奥地で発生した未知の伝染病がアメリカに接近。厳戒の防護措置が取られるもウィルスはとある地方都市に侵入! 街は完全に隔離され、米陸軍伝染病研究所はウィルスの謎を懸命に解き明かそうとするが……。エボラ出血熱を遥かに凌ぐ致死性を持つウィルスの恐怖と、それに立ち向かう人々の姿を描いたパニック・スリラー。allcinema ONLINE (外部リンク)

 

 

 

 

 

1ー感染パニックもの見たけりゃこれ借りろ!

2ー抗体見つけるの早くね?

3ー意外とアクションも多いよ

4ー90年代の良き映画感

 

1ー感染パニックもの見たけりゃこれ借りろ!

エボラ出血熱を遥かに凌ぐ致死性を持つウィルスの恐怖と、それに立ち向かう人々の姿を描いたパニック・スリラ映画です。今まで感染パニックものはコンディションしか見てませんが前置きが長くて途中で見るの止めてしまいました。この映画は前置きとか無く話のテンポがピカイチです。

さらにウィルスの恐怖や感染の拡大などもリアルに表現できています。

感染の拡大は特にリアルで最初サルがウィルスを持っていたのですが1人の人間がウィルスに感染し、そこから接触感染やキスなどで色々な人に感染していきます。そしてウィルス自体は接触感染限定でしたが、飛沫感染版に進化していきます。

そして病院や映画館など色々な人に感染していき街を封鎖する勢いまで感染していきます。

その描写が実にリアルで現実でアウトブレイクが起きた場合もこんな感じかと思いました。

とりあえず今日からマスク着用します。

 

2ー抗体見つけるの早くね?

個人的にこの映画面白かったのですが、ウィルスに対するワクチンを必死に作る映画かと思ってましたが、尺の都合上最初にウィルスを持っていたサルを見つけて、サルの血液から抗体を採取して、ワクチン完成というオチです。

しかもサルを見つけるのが早くて、抗体を持っている動物がサルだと分かって2時間以内に捕まえて抗体作ってました。

ちょっとねアッサリかな・・・

個人的にどうしようもない時に抗体を作る作戦を閃いて、抗体作る方が良かったですね。

 

3ー意外とアクションも多いよ

この映画感染パニック物でホラー感が強いかなと思ってましたが、アクションもかなり見ものですね。

特に抗体のサルを捕まえた後にヘリで主人公が病院へ持って行くシーンがあるのですが、軍隊が主人公たちをヘリで阻止しようとするのです。ちなみにそのウィルスが軍の兵器サンプルなので軍的にはワクチンを作って欲しくなくて主人公を殺そうとしてました。そのヘリでの空戦がかなりいい感じでハラハラドキドキしました。

 

4ー90年代の良き映画感

この映画起承転結が映画の王道感がありまして。120分映画なのですが全て30分間隔で起承転結が起こるので、そろそろ飽きてきたなという所で話の盛り上がりが来るので、疲れず飽きずにいい感じでした。

最近の映画は盛り上がり過ぎて疲れたり。逆に雰囲気出しすぎてつまらなかったりするので久しぶりに映画の王道を見ましたね。

配役もTHE90年代でした。

 

まとめ

感染パニックものでは1番見やすい作品ですね。話のテンポも良いし金曜ロードショーでやっている感じのマスクみたいな万人ウケする90年代映画って感じでした。

 

80点/100点