アウトブレイク:感染パニックものの名作。こんな感じでウィルスは感染するのか!
アフリカ奥地で発生した未知の伝染病がアメリカに接近。厳戒の防護措置が取られるもウィルスはとある地方都市に侵入! 街は完全に隔離され、米陸軍伝染病研究所はウィルスの謎を懸命に解き明かそうとするが……。エボラ出血熱を遥かに凌ぐ致死性を持つウィルスの恐怖と、それに立ち向かう人々の姿を描いたパニック・スリラー。allcinema ONLINE (外部リンク)
1ー感染パニックもの見たけりゃこれ借りろ!
2ー抗体見つけるの早くね?
3ー意外とアクションも多いよ
4ー90年代の良き映画感
1ー感染パニックもの見たけりゃこれ借りろ!
エボラ出血熱を遥かに凌ぐ致死性を持つウィルスの恐怖と、それに立ち向かう人々の姿を描いたパニック・スリラ映画です。今まで感染パニックものはコンディションしか見てませんが前置きが長くて途中で見るの止めてしまいました。この映画は前置きとか無く話のテンポがピカイチです。
さらにウィルスの恐怖や感染の拡大などもリアルに表現できています。
感染の拡大は特にリアルで最初サルがウィルスを持っていたのですが1人の人間がウィルスに感染し、そこから接触感染やキスなどで色々な人に感染していきます。そしてウィルス自体は接触感染限定でしたが、飛沫感染版に進化していきます。
そして病院や映画館など色々な人に感染していき街を封鎖する勢いまで感染していきます。
その描写が実にリアルで現実でアウトブレイクが起きた場合もこんな感じかと思いました。
とりあえず今日からマスク着用します。
2ー抗体見つけるの早くね?
個人的にこの映画面白かったのですが、ウィルスに対するワクチンを必死に作る映画かと思ってましたが、尺の都合上最初にウィルスを持っていたサルを見つけて、サルの血液から抗体を採取して、ワクチン完成というオチです。
しかもサルを見つけるのが早くて、抗体を持っている動物がサルだと分かって2時間以内に捕まえて抗体作ってました。
ちょっとねアッサリかな・・・
個人的にどうしようもない時に抗体を作る作戦を閃いて、抗体作る方が良かったですね。
3ー意外とアクションも多いよ
この映画感染パニック物でホラー感が強いかなと思ってましたが、アクションもかなり見ものですね。
特に抗体のサルを捕まえた後にヘリで主人公が病院へ持って行くシーンがあるのですが、軍隊が主人公たちをヘリで阻止しようとするのです。ちなみにそのウィルスが軍の兵器サンプルなので軍的にはワクチンを作って欲しくなくて主人公を殺そうとしてました。そのヘリでの空戦がかなりいい感じでハラハラドキドキしました。
4ー90年代の良き映画感
この映画起承転結が映画の王道感がありまして。120分映画なのですが全て30分間隔で起承転結が起こるので、そろそろ飽きてきたなという所で話の盛り上がりが来るので、疲れず飽きずにいい感じでした。
最近の映画は盛り上がり過ぎて疲れたり。逆に雰囲気出しすぎてつまらなかったりするので久しぶりに映画の王道を見ましたね。
配役もTHE90年代でした。
まとめ
感染パニックものでは1番見やすい作品ですね。話のテンポも良いし金曜ロードショーでやっている感じのマスクみたいな万人ウケする90年代映画って感じでした。
80点/100点
ヴィジット!;ネタバレ、三つの奇妙な約束事とは?あの有名ボードゲーム登場!
『シックス・センス』などで知られるM・ナイト・シャマラン監督が手掛けたスリラー。三つの奇妙な約束事がある祖父母の家にやって来た姉弟が体験する恐怖を描く。『パラノーマル・アクティビティ』シリーズなどのジェイソン・ブラムと『マッド・ナース』などのマーク・ビエンストックが、本作の製作陣にも名を連ねている。約束が破られたら何が起こるのか、様子が変な祖父母や夜中に聞こえる音、襲ってくる女など、随所に伏線の張り巡らされた予測不能な展開に引き込まれる。
シネマトゥデイ (外部リンク)
(C) Universal Pictures
配給:東宝東和
あらすじ
休暇を過ごすため田舎にある母方の祖父母の家を訪れた姉弟は、優しく穏やかな二人に歓迎されるが、三つの奇妙な約束を伝えられる。楽しい時間を過ごす、好きなものは遠慮なく食べる、そして夜9時半以降は部屋から出てはいけないという内容だった。しかし、夜に変な気配を察知し起きてしまった姉弟は、恐怖のあまり約束を破ってドアを開けてしまい……
シネマトゥデイ (外部リンク)
1ー三つの奇妙な約束事とは?
2ー途中でみんな気づいてたよね?
3ーあの有名ボードゲーム登場!
1ー三つの奇妙な約束事とは?
この映画パッケージの背面に「三つの奇妙な約束事とは?」「あの優しいおばあちゃんが豹変する!」みたいな感じでそそられるキャッチフレーズが入っていて気になってレンタルしました。
監督が『シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン監督だったので安心できるなと思い見てみましたが結論から言いますと!個人的には面白くなかったです。
まず1つに『パラノーマル・アクティビティ』や『グローバーフィールド』みたいな家庭用ビデオカメラで撮影している風景を映す感じの映画です。いわゆる「POV方式」の映画です。
それがこの映画と全然合っていませんした。
下調べせずに借りたので『シックス・センス』の監督なので普通の映画形式だと思ってましが「POV方式」なので意外でした。
こちら今まで見たPOV映画の中で私のオススメです。良かったら見てください。
それで具体的にどのあたりが面白くないかと言いますと、話の内容が母と絶縁状態の祖父母の家に遊びに来た子供2人(主人公)が、ビデオカメラでYoutubeにアップする動画を撮りに行くみたいな感じの物語がおおまかです。
その最中に祖父母の様子がおかしいなと思うミステリーですね。
それで映画が94分あるのですが80分くらその子供2人がずっとカメラに向かって話しているって感じの映像です。こんな感じで面白いと思いますか?超つまらなかったです。
あと「三つの奇妙な約束事とは?」「あの優しいおばあちゃんが豹変する!」というそそられるキャッチフレーズですがハッキリ言って三つの約束なんてそんなに重要ではないし、その約束事を破ったせいでおばあちゃんが豹変というよりは、夜中に勝手に豹変しておりました。
個人的に物語で約束事を破った主人公に祖父母たちが豹変し、子供達がその約束事を破らない制約の中で物語が進んでいくと思ってました。しかし「三つの奇妙な約束事とは?」というキャッチフレーズに反して約束事なんて無かったです。ただの早く寝てね〜っていう軽いお願い事でした。
なのでパッケージの内容と劇中の内容がズレていて肩透かしを喰らいました。
2ー途中でみんな気づいてたよね?
ここからネタバレです。
私、物語の途中でこの映画のオチがわかっちゃいました!しかも始まって30分くらいで分かりました。
この映画のオチ(祖父母)の正体から言いますと、本当の祖父母ではございませんでした。
多分この映画のオチ、映画通の方ならうすうす気づきますよ!
まず序盤で主人公の母親は海外旅行に行き、子供2人だけで祖父母の家に泊まりに行きますが母親は偽の祖父母に会いません。声も聞きません。
子供たちは今まで本当の祖父母にあった事が無くて正体を知りません。
しかも子供たちが偽の祖父母に母さんのこと聞かせてって言うても、「アアアーーー」といきなり発狂して答えません。
「これ絶対に!偽物ってオチでしょ!」
作中に何回も母親とスカイプするのですが、「この人だれ?おばあちゃんじゃないわ!」っていうシーン絶対あるでしょう!って途中から思ってたら、案の定ありました。
「もっといいオチ用意しとけや!」オチがバレバレですわ。
ちなみに偽物の祖父母の正体は謎のままです。おろろ・・・。
3ーあの有名ボードゲーム登場!
僕ボードゲームを趣味で遊んでいるのですが、ある有名ボードゲームが登場します。
物語の最後の辺りに、おかしくなった祖父母と正体に気づいてきてる恐怖中の子供達がそのゲームで遊ぶシーンがありますが個人的に1番見所でした!
ちなみにこの映画の名台詞があります。
おかしくなった偽の祖母が有名ボードゲームのタイトルを発狂するのです。
い・き・ま・す
偽祖母「ヤッツィーーーーーーーッ!!!」
手をヘビメタの「フォックスサイン」しながら言うのです。
BABYMETAL(ベビーメタル)さんは良くやりますね。
是非皆さんも明日から言ってみましょう!
「ヤッツィーーーーーーーッ!!!」
10点/100点
「クリード チャンプを継ぐ男』:こんなロッキー見たくない!ボクシング世界チャンピオンと!TSUTAYAレンタル新作
シルヴェスター・スタローンが演じた『ロッキー』シリーズのロッキーが、ライバルのアポロ・クリードの息子と再びボクシングの世界に身を投じるさまを活写した話題作。アポロの息子アドニスが、トレーナーとなったロッキーのもとでボクサーとして成長する姿を見つめる。メガホンを取るのは、『フルートベール駅で』で注目を浴びたライアン・クーグラー。スタローンと『フルートベール駅で』などのマイケル・B・ジョーダンが、師弟となるロッキーとアドニスにふんする。熱いドラマはもちろん、ボクシングシーンも必見。
シネマトゥデイ (外部リンク)
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
あらすじ
ボクシングのヘビー級チャンピオンであったアポロ・クリードの息子、アドニス・ジョンソン(マイケル・B・ジョーダン)。さまざまな伝説を残したアポロだが、彼が亡くなった後に生まれたためにアドニスはそうした偉業を知らない上に、父との思い出もなかった。それでもアドニスには、アポロから受け継いだボクシングの才能があった。そして父のライバルで親友だったロッキー(シルヴェスター・スタローン)を訪ねてトレーナーになってほしいと申し出る。シネマトゥデイ (外部リンク)
1ーロッキーシリーズ見てなくても全然楽しめる!
2ー役者がいいね!誰この俳優?!
3ーこんなロッキー(シルヴェスター・スタローン)みたくない!
4ーボクシングシーンはリアルすぎ!けど少ない。
1ーロッキーシリーズ見てなくても全然楽しめる!
前もって言っておきますが、私ロッキーシリーズ一切見ておりません!年間200本は映画見ている私ですが、あの有名なロッキーシリーズをチラリとも見たことありません!
なぜならそんなにボクシングや男臭い映画が好きではないからです。なのであの有名なブラピの「ファイト・マネー」も見たことございません。
あと個人的にシルヴェスター・スタローンの映画にあまり興味をそそられなかったからです。『ランボー』や「エクスペンダブルズ』も見たことありません。
別にスタローンが嫌いという訳ではないですが、なんとな〜く見る気が起きなかったからです。
そして今回スタローン主役じゃないし、パッケージ見た限りではむさ苦しくなさそうだし借りてみようと思って借りましたが、「みなさんすみませ〜ん!スタローンすみませ〜ん!」めちゃめちゃ面白いですわ!
ロッキーシリーズ見てなくても全然楽しめます。個人的に序盤にロッキーシリーズのキャラが今まで何してたとか、回想などをグタグタやるかと思ってましたが、直ぐに主人公アドニス・ジョンソンの話から始まります!
そして直ぐにボクシング始めて、直ぐにロッキーに会いに行きます。話のテンポがメチャメチャ良いね!こういうテンポ良い映画好きですw。
あと男臭い映画嫌いとか言いながら、主人公アドニスがトレーニングしている風景とか見ていて気持ちい良いね!ファイトシーンでは自分もアドレナリン出ている感じがしてすごいテンション上がりました。
あまりロッキーシリーズの伏線とか回想もないので初見でも全然問題ないです!
むしろ今からだと「クリード」見てから「ロッキー」見た方が楽しめるのではないかと思います。
「クリード」面白かったので絶対に「ロッキー」も借りに行こう!と思ってます。
2ー役者がいいね!誰この俳優?!
僕映画見ている中で主人公アドニス役の(マイケル・B・ジョーダン)って絶対にボクシング選手だろうと思ってました!何故ならパンチの打ち方がプロ並みにキレっキレっだからです。あとトレーニングシーンが作中のほとんどにあるのですが、走るの速すぎです。身体の能力の高さから絶対に役者じゃないだろうと思ってました。
ですが一応今作ドラマパートもそれなりにありまして、スポーツ選手にしては逆に演技上手いなと思って、映画見終わった後直ぐに(マイケル・B・ジョーダン)について調べましたが・・・役者でした!
有名作だとマイケル・B・ジョーダンはマーベル映画の『ファンタスティック・フォー』にも出演しています。火を操り飛行能力を持つヒューマントーチことジョニー・ストーム役を演じています。
いやー素晴らしい!アドニス役はこの人にピッタりでした。多分マイケル以外の俳優選んでいたらこんなに素晴らしい作品にはならなったと思います。
3ーこんなロッキー(シルヴェスター・スタローン)みたくない!
今作のロッキーですが、おじいちゃんです。登場シーンもかなり多いですが全然動きません。主人公のサポートに回って、トレーニングの指示を送ったりする完全にトレーナーでした。ほとんど棒立ちか椅子に座っております。
ここからネタバレ入ります。
物語の途中でなんとあのチャンピオンのロッキーがトレーニングの指示中に嘔吐、嘔吐、嘔吐の嵐をします。そしてアドニスが心配して病院に連れて行くとなんと結果は癌でした!
そして医学療法を行うのですがめっちゃヨボヨボになていきます。
いやー複雑な気分ですね。スタローンの病弱な姿個人的には見たくなかったですが、話を盛り上げるためには仕方ないですね。一応最後まで見ましたが病気が治ったか分かるまでは描かれておりませんでした。
続編も作れそうな終わり方でした。
4ーボクシングシーンはリアルすぎ!けど少ない。
肝心のボクシングシーンですが。まあ見所なので当然リアルです。作り込みが凄いですね。物語のラストでアドニスは世界チャンピオンと戦うのですが、2人とも終始アドレナリン出まくり状態。パンチも打たれて打つ攻防戦。2人とも本気のパンチなのですが、めっちゃ顔面にヒットします、こういうシーンってどうやって撮影してるんでしょうね?よく特撮とかで行う当たったかのように見せるとかでは無くて、完全に本気パンチが当たってました。役者もケガとか凄そうですね。
でもそのおかげでラストの素晴らしいボクシングシーンが作れたと思います。
ただ個人的に今作130分ある中でボクシングシーンが実質2回しかありませんでした。
まず1回目が物語中盤で確かロッキーのジムのトレーナーの息子とバトルするのですが、まあこのバトルもリアルでした。お互いにもろ顔面にヒットしておりました。
ただこのバトルシーン実質5分くらいで終わります。
そして先ほど書きました1番の見所のラストのボクシングでも合計10分ほどのボクシングシーンでした。
個人的にもう少し殴り合いシーン多くても良かったと思います。
でも役者のケガともあるので、あまりリアルなファイトシーンは多く入れれなくても仕方ないですね。
まとめ
今作は主に主人公アドニス・ジョンソン(マイケル・B・ジョーダン)の葛藤とドラマを描いたシーンがほとんどですが、それなりにドラマパートも楽しめて。
トレーニングやボクシングシーンもつくり込みがハンパなく良くてアクションとドラマ両方の面からもとても楽しめる作品に仕上がっておりました。
個人的には超面白かったので、こちらのブルーレイ&DVDセット買います!
普段レンタルだけで済ますのですが、役者のマイケルがいかにプロボクサーのようなパンチを打てるようになったか気になっていたら、販売用の得点映像に「ボクサーを演じるための体づくり」が入っていたのですごく気になりますので絶対に買います。
100点/100点
見て損はなし!
4/23〜4/29日の映画レビュー作品予告;目玉はズートピアと遊戯王!レンタル新作が多いです。
只今夜中の5時です。
ブログを始めたばかりなのですが今週映画を大量に見ました。
大量に見たのは良いのですが、寝たら何書こうか忘れそうなのでメモに書き止めようと思いましたが、ここでメモついでに予告したら一石二鳥じゃない?と思い急遽来週分の映画感想の予告をしたいと思います。
4/23土「クリード チャンプを継ぐ男』TSUTAYAレンタル新作
4/24日「ヴィジット」TSUTAYAレンタル新作
4/25月「ズートピア」ディズニー新作!劇場話題作
4/26火 劇場版『遊 戯 王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』劇場話題作
4/27水「アメイジング・スパイダーマン」金曜ロードショー関連
4/28木 Vシネマ『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』TSUTAYAレンタル新作
4/29金 「アメイジング・スパイダーマン2」金曜ロードショー関連
特に注目なのは「ズートピア」ディズニー新作!と劇場版『遊 戯 王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』の2タイトルです。
ズートピアに関しましては監督を『塔の上のラプンツェル』などのバイロン・ハワードと『シュガー・ラッシュ』などのリッチ・ムーアが共同で担当しています。
『塔の上のラプンツェル』は僕の中ではディズニーベスト1の作品です。
今から楽しみで仕方ありません。
遊戯王に関しましては20周年という記念作品です。子供のころにカードでめっちゃ遊んだ記憶があるのですごく楽しみと共に不安があります。何が?ってカードが今の遊戯王のカード出されたら全然分からないのです!ブルーアイズとかエグゾディアとかの時代なので、今のカード、バリバリに使用されたら外国語聞いてる感じで退屈にならないか不安デス。
声優さんは変えてくると思ってましたが、まさかのアニメ版と同じ声優さんです!この辺りはすごく高評価ですね。
本当は金曜日辺りに映画『俺物語!!』をレビューできたらいいなと思ってましたが、人気なのでレンタルできるか微妙なので、今週末は金曜ロードショー2作品をレビューしたいと思います。
なんで今更アメイジングスパイダーマン連続でやるのか不思議ですね。『キャプテンアメリカ シビル・ウォー』に合わせてのチョイスでしょうかね?
シビル・ウォーは上半期映画の中で個人的に1番期待しているので絶対感想書きたいと思います。
それとブログ更新を随時伝える、専用Twitterも作り次第リンクアップしますので少々お待ち下さい。
それでは今回はこの辺りで!評価楽しみにお待ち下さい。
映画クレヨンしんちゃん爆睡!ユメミーワールド大突撃:とにかく明るい安村がついに!謎の女の子サキの正体とは!ボーちゃんが石に!
幼稚園児・野原しんのすけが巻き起こす騒動を描く、臼井儀人のコミックを基にした国民的人気アニメの劇場版第24作。誰もが見たい夢を見られるという夢の世界を舞台に、しんのすけたちカスカベ防衛隊が人類の安眠を懸けて活躍するさまを追う。作家、映画監督としても活躍する劇団ひとりが、これまでの『映画クレヨンしんちゃん』シリーズに携わってきた高橋渉監督と共同で脚本を執筆。ゲスト声優として安田顕、吉瀬美智子、お笑い芸人のとにかく明るい安村が参加する。
シネマトゥデイ (外部リンク)
(C) 臼井儀人 / 双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2016
あらすじ
誰もが見たい夢を見られるという夢の世界を訪れた野原しんのすけたちカスカベ防衛隊は、風間くんは政治家、マサオくんは漫画家と、それぞれ思い思いの姿になって楽しんでいた。しかし、謎めいた女の子・サキの登場により、人々は恐ろしい悪夢に閉じ込められてしまう。人類の安眠を守るため、しんのすけたちは立ち上がるが……。
シネマトゥデイ (外部リンク}
前もって言いますが個人的に今回の感想ですが悪い感想が多いです。
1-とにかく明るい安村に安心できない!
2-謎の女の子サキちゃん、もうレギュラー化していいんじゃない?
3-久しぶりの春日部防衛隊ファイアー!
4-終わり良ければすべて良し!
5-最近のクレヨンしんちゃんはフワフワしてるね!
1-とにかく明るい安村に安心できない!
今年で劇場版第24作目の映画クレヨンしんちゃんですが、今回ゲスト声優として安田顕、吉瀬美智子、お笑い芸人のとにかく明るい安村が参加するのですが。
結論から言いますと全員よかったです。特に安田さん吉瀬さんに関しましてはゲスト声優ながら役者としての演技力も高いので、見ていて特に違和感がありませんでした。
お二人とも本当にさきちゃんのことを大事に思っている演技でとても素晴らしかったです。
そして明るい安村さんですが、いつもの「安心してくださいはいてますよ!」が今回は本当に安心できませんでした。
なぜならおパンツ履いてなかったからです。
そして「セリフが安心しないでください!はいてませんよ」ばかり言ってました。
子供ウケ狙ってると思いましたが来ていた子供のお客さんもシーンとあまりウケてなかったようです。
そして今作ですがネタの演出が本当にクドいです。明るい安村にしても3回ほど同じことを時間差でちょくちょく言って。しんちゃんのお尻ネタも4回ほど同じことをしていたので、今作本当に微妙でした。
19作目『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』のおならネタ並みにクドかったです。
2-謎の女の子サキちゃん、もうレギュラー化していいんじゃない?
今作のオリジナルキャラ、サキちゃんについてお話ししたいと思います。
僕の記憶が正しければ今まで映画のオリジナルキャラで転校生と言うキャラは初めてなのではないでしょうか。
そして劇中にもしんちゃん並みに登場していたので本当に印象が残りました。
最初しんちゃんたちと仲良くせずに、友達なんていらないスタイルの彼女ですが、しんちゃんたちと関わっていくうちにだんだんと打ち解けていき、最後には春日部防衛隊の一員になります。
俗に言うツンデレです!いやー可愛いね。僕の映画クレしんの推しキャラは14作目『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』のジャッキーでしたが、サキちゃん良いよ完全に超えました。
それでゲストキャラなのに声優偉いうまいなと思ってましたが、今回はプロの声優さん使ってました。
川田妙子さんというプリキュアなどで活躍されている方です。そして調べたところ過去のクレヨンしんちゃん劇場版に出演されていたようです。
第2弾「ブリブリ王国の秘宝」のスンノケシ王子役でした。
声もサキちゃんのツンデレイメージにぴったりでこの辺は大満足でした。
3-久しぶりの春日部防衛隊ファイアー!
僕の記憶が正しければ21作目『クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』以来の春日部防衛隊回だったと思います。
クレしんの映画は野原家メインと春日部防衛隊メインの回があるのですが、実に3年ぶり春日部防衛隊回です。
今回はネネちゃんの登場が多いのでねねちゃんファンは見に行って損はないと思います。
園児の将来の夢がユメミーワールドの中で実現されるのですが、ネネちゃんはアイドルでオタクの客がサイバー、ファイヤー、サイバーと合いの手を入れておりました。子供に分かるかなと思いながら、自分はニヤニヤです。
特にボーちゃんですが石を集めるのが好きで、ユメミーワールドの中では自分が石自体になっていてそこが面白かったです。「ボーちゃん地味だなー!」と。ちなみにそこが一番笑えました。
物語中でもユメミーワールドの化け物と春日部防衛隊は終始戦っていたので春日部防衛隊好きの人は見入っても損はないと思います。
4-終わり良ければすべて良し!
夢ってさ可能性無限だよね?
今まで良いところ書いてきましたが、実は今回個人的にはすっごいつまらなかったです。
何がと言いますと、夢という舞台なので敵を倒しても倒しても復活するのです。ちなみにその敵がエヴァンゲリオンの使徒みたいな灰色のムンクの叫びみたいな怪物なのです。ビジュアル的にもつまらないし、特に今回は幹部みたいな敵もいないし博士もラスボスって感じでもないし。ユメミーワールドの中でのバトルに関しましては見所本当になかったです。
ただラスト15分くらいに急にミサエさんが映画史上歴史に残る名台詞をサキちゃんに言うのですが、ウルって来ます。ここでは書きません。何故なら究極の見所がそのシーンだからです。むしろそのシーンだけのために映画代払ったようなものでした私は。
見終わった後話つまらなかったけど、良いセリフ聞けたし親の気持ちわかったし良いかってなりました。そうです終わり良ければすべて良しです。
5-最近のクレヨンしんちゃんはフワフワしてるね!
個人的な感想ですが今作は16作目『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』に雰囲気が似てました。ユメの中が舞台なので全体的にふわふわしてます。ふわふわしてるので静かに物語を進めれば個人的に良かったのですが。今回思ったことは全体的にネタが下品すぎるんですよね。あと演出や音響などがガヤガヤしていて落ち着かないんです。
今作のテーマは家族が子供を大切にする気持ちと、サキちゃんの成長だと思うのですが、ガヤガヤの演出と全然かみ合っていませんでした。
もう少しシーンとする場面があってもいいと思います。
まとめ
全体的にガヤガヤしていて疲れた。
個人的に話はつまらない。
最後のセリフを聞くためにみに行く価値はある。
サキちゃん可愛い!
声優は良い。
話の筋もいいし、ゲスト声優もキャラにぴったりなのですが、演出をどうにかしたらもっと良い映画になったのではと個人的に思いました。
むしろ次回作僕に作らせてください。
30点/100点
今回文中で紹介した関連作品です。しんちゃんのDVDは新品で買っても1500円くらいなので安くなりましたね!
名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)感想:ネタバレありキュラソー、ラム、あの方の正体とは!
名探偵コナンの劇場版第20弾。謎のキュラソーという女性が「ノックリスト」という謎のファイルを盗んだことをきっかけに、黒ずくめの組織と、FBIや日本の公安警察、そしてコナンや少年探偵団がバトルを繰り広げる記念作。
(
あらすじ
ある夜、日本の警察に侵入したスパイが世界中の組織の機密データを持ち出そうとするも失敗。公安警察の安室透とFBIの赤井秀一の追跡によって、スパイの車は道路のはるか下へ転落する。次の日、東都水族館に遊びにきていたコナンたちは、ケガをした美しい女性を見付ける。彼女は左右の瞳の色が異なるオッドアイで、記憶を失っていた。そんな彼女とコナンたちの一部始終を、黒ずくめの組織のベルモットが見つめていた。
シネマトゥデイ (外部リンク)
感想
1-冒頭はやはり凄い!
2-今回は推理ではない!
3-黒づくめの組織について。
4-映画オリジナルキャラ「キュラソー」がエロい!
5-今回蘭は待っていなかった!「待ってろよ!蘭ーーっ!」
6-いっそのこと名探偵コナン 赤い彗星VS白い星とかでも良くね?
1-冒頭はやはり凄い!
劇場版15作品目「名探偵コナン 沈黙の15分」から冒頭のアクションシーンで客層のハートつかんできている最近のコナンですが。今回は冒頭のシーンが個人的に1番の見所です。
謎のキュラソーという女性が「ノックリスト」という謎のファイルを盗んだシーンから始まり、そのリストを安室と赤井が奪還するべく三つ巴のカーチェイス繰り広げるのが主な今回の冒頭アクションシーンです。
それで何が凄いかってカーチェイスがワイルドスピードや頭文字Dみたいにドリフト全快、アクセル全快のブイーンて感じで音響的にも映像的のも冒頭のつかみとしては今までのコナンの映画の中では1番でした。
特に音響が凄く、ギアを入れる音や爆発音など細部までリアルでした。
あと赤井さんの乗ってた車が仮面ライダードライブのトライドロンって車にデザインが似ていました。
2-今回は推理ではない!
名探偵コナンなのに推理ものではない!とは何を言っていると思いますが、今回の劇場版は珍しく、殺人事件が起きて解決するためにコナンが犯人を捜すという1連の事件ものではなくなっています。
僕はてっきり13作品目「漆黒の追跡者」のように事件を解決していく中で黒の組織とのバトルになるかのようなストーリーと思っていました。
ではどうのような話かというと、冒頭のカーチェイスの末に事故って記憶喪失になった
謎のキュラソーという女性を、水族館へ観光に来ていた少年探偵団が保護するところから物語が始まります。
そして水族館の射的や元太の救出など色々な要素から身体能力の高さを要因にキュラソーの正体を灰原哀が「黒づくめにいたよね?」って疑心になります。
そしてコナンと一緒にFBIや公安と協力して彼女の正体を探るのがおおまかなストーリーです。
個人的にざっくりまとめると記憶喪失の美人を介護する話です。その中で黒の組織やその他もろもろのバトルがあります。
アクションも後半くらいなので基本的に、ストーリー的には中ダルみがありました。
3-黒づくめの組織について。
今回の映画について黒づくめの組織について何か進展はあるのか気になる方が多いと思います。
結論から言いますと・・・・「進展御座いません!」
劇場20作記念なので、少しは組織について何か分かるとか、あのお方のヒントが作中にあるかと期待しましたが、一切御座いませんでした。
ただ黒の組織No2のラムという人物がチラっと出てきておりました。そもそもキュラソーはラムのお気に入りだったので、ラム自身は作中にもっと絡んできても良いと思いますが、声だけしか出ませんでした。
キュラソー自体も映画のオリジナルキャラで今後アニメなどに絡んでくることはありません。
個人的には黒の組織については、残念でした。個人的にラムが最後に出てきても良かったと思います。
4-映画オリジナルキャラ「キュラソー」がエロい!
映画オリジナルキャラの「キュラソー」の話をします。
声優は天海祐希さんです。
リクルートスーツ姿のクールな美人です。
まず声優の天海祐希さんですが、今までの劇場版ゲスト声優の中では間違いなく1番うまかったです。もうこのままレギュラーキャラにしても大丈夫なくらい良かったです。声優の件など今作は安心して下さい。
そしてキュラソーですがアニメ作品でリクルートスーツをこんなにもセクシーに着る女性は初めてでした。
そして足首が細くスタイルも抜群。小五郎のおっちゃんも写真を見ただけでメロメロです(いつものこと)。
記憶喪失で正体は組織の人間なのですが、物語の後半少年探偵団に助けられたことにより心変わりするのですが、この辺りの天海さんの演技も見所です。ウルっときました。
まとめると個人的に映画オリジナルキャラの中では1番かな!ってくらい印象が残りました。
5-今回蘭は待っていなかった!「待ってろよ!蘭ーーっ!」
毎度おなじみの映画ラストで蘭がピンチになるという展開ですが。今回もいったいどれくらいの人々が「待ってろよ!蘭ーーっ!」を楽しみにしていたことでしょう。
ですが今作はめずらしくラストで蘭がピンチになることはありません。建物崩壊などラストで危機が発生はしたのですが、蘭は安全な場所に居ました。
具体的に言いますと、ラストで水族館の観覧車が破壊されて、そのままハムスターの回し車みたいに街へコロコロ転がって行きそうになるところを、コナンが止めるという展開ですが、蘭さんは外におりました。
「助けて・・新一!」が今回はお休みです。
というか今作は蘭や小五郎のおっちゃんは空気でした。
ちなみに観覧車を止めた方法は14作目「天空の難破船」で使用した収縮サスペンダーとどこでもボール噴出ベルトの組み合わせです。使用の方法も14作目とほぼ一緒でした。
6-いっそのこと名探偵コナン 赤い彗星VS白い星とかでも良くね?
今作ですが赤井と安室の登場シーンがめっちゃ多かったです。
ファンの方は是非見に行ってください。
そして物語の後半赤井と安室がタイマンの殴り合いをするシーンがあるのですが、ガンダムの1年戦争です。
それでプロの声優さんなのでキャラによって間の取り方や声量など使い分けて演じていくと思います。
しかし今作後半のタイマン殴り合いシーンは本当にあえてなのかガンダムのアムロとシャアを演じているのではないかというくらい、ガンダムのころのお二人の声の取り方に似ています。
あれ?今コナン見てるよな?なのになんで俺は1年戦争を見てるのだろうという錯覚になります。
途中監督ガンダムファン狙いすぎだろうと笑いそうになりました。
なのでガンダム好きの人も二人のやり合いが久しぶりに見れるので1見の価値は十分にありますよ。
まとめ
劇場版20作品目という記念作なので、期待してみに行きましたがそれなりに楽しめました。ただ話の中だるみがあったのは事実です。
あと黒づくめの真相が何かわかるか期待すると肩透かしをくらいます。
まあアクションファミリー映画としてみに行くべきかなと個人的に思います。
個人的に今回の見所は冒頭のシーンと天海さんとガンダム声優ですね。
点数
75点/100点