映画クレヨンしんちゃん爆睡!ユメミーワールド大突撃:とにかく明るい安村がついに!謎の女の子サキの正体とは!ボーちゃんが石に!
幼稚園児・野原しんのすけが巻き起こす騒動を描く、臼井儀人のコミックを基にした国民的人気アニメの劇場版第24作。誰もが見たい夢を見られるという夢の世界を舞台に、しんのすけたちカスカベ防衛隊が人類の安眠を懸けて活躍するさまを追う。作家、映画監督としても活躍する劇団ひとりが、これまでの『映画クレヨンしんちゃん』シリーズに携わってきた高橋渉監督と共同で脚本を執筆。ゲスト声優として安田顕、吉瀬美智子、お笑い芸人のとにかく明るい安村が参加する。
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(C) 臼井儀人 / 双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2016
あらすじ
誰もが見たい夢を見られるという夢の世界を訪れた野原しんのすけたちカスカベ防衛隊は、風間くんは政治家、マサオくんは漫画家と、それぞれ思い思いの姿になって楽しんでいた。しかし、謎めいた女の子・サキの登場により、人々は恐ろしい悪夢に閉じ込められてしまう。人類の安眠を守るため、しんのすけたちは立ち上がるが……。
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前もって言いますが個人的に今回の感想ですが悪い感想が多いです。
1-とにかく明るい安村に安心できない!
2-謎の女の子サキちゃん、もうレギュラー化していいんじゃない?
3-久しぶりの春日部防衛隊ファイアー!
4-終わり良ければすべて良し!
5-最近のクレヨンしんちゃんはフワフワしてるね!
1-とにかく明るい安村に安心できない!
今年で劇場版第24作目の映画クレヨンしんちゃんですが、今回ゲスト声優として安田顕、吉瀬美智子、お笑い芸人のとにかく明るい安村が参加するのですが。
結論から言いますと全員よかったです。特に安田さん吉瀬さんに関しましてはゲスト声優ながら役者としての演技力も高いので、見ていて特に違和感がありませんでした。
お二人とも本当にさきちゃんのことを大事に思っている演技でとても素晴らしかったです。
そして明るい安村さんですが、いつもの「安心してくださいはいてますよ!」が今回は本当に安心できませんでした。
なぜならおパンツ履いてなかったからです。
そして「セリフが安心しないでください!はいてませんよ」ばかり言ってました。
子供ウケ狙ってると思いましたが来ていた子供のお客さんもシーンとあまりウケてなかったようです。
そして今作ですがネタの演出が本当にクドいです。明るい安村にしても3回ほど同じことを時間差でちょくちょく言って。しんちゃんのお尻ネタも4回ほど同じことをしていたので、今作本当に微妙でした。
19作目『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦』のおならネタ並みにクドかったです。
2-謎の女の子サキちゃん、もうレギュラー化していいんじゃない?
今作のオリジナルキャラ、サキちゃんについてお話ししたいと思います。
僕の記憶が正しければ今まで映画のオリジナルキャラで転校生と言うキャラは初めてなのではないでしょうか。
そして劇中にもしんちゃん並みに登場していたので本当に印象が残りました。
最初しんちゃんたちと仲良くせずに、友達なんていらないスタイルの彼女ですが、しんちゃんたちと関わっていくうちにだんだんと打ち解けていき、最後には春日部防衛隊の一員になります。
俗に言うツンデレです!いやー可愛いね。僕の映画クレしんの推しキャラは14作目『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』のジャッキーでしたが、サキちゃん良いよ完全に超えました。
それでゲストキャラなのに声優偉いうまいなと思ってましたが、今回はプロの声優さん使ってました。
川田妙子さんというプリキュアなどで活躍されている方です。そして調べたところ過去のクレヨンしんちゃん劇場版に出演されていたようです。
第2弾「ブリブリ王国の秘宝」のスンノケシ王子役でした。
声もサキちゃんのツンデレイメージにぴったりでこの辺は大満足でした。
3-久しぶりの春日部防衛隊ファイアー!
僕の記憶が正しければ21作目『クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』以来の春日部防衛隊回だったと思います。
クレしんの映画は野原家メインと春日部防衛隊メインの回があるのですが、実に3年ぶり春日部防衛隊回です。
今回はネネちゃんの登場が多いのでねねちゃんファンは見に行って損はないと思います。
園児の将来の夢がユメミーワールドの中で実現されるのですが、ネネちゃんはアイドルでオタクの客がサイバー、ファイヤー、サイバーと合いの手を入れておりました。子供に分かるかなと思いながら、自分はニヤニヤです。
特にボーちゃんですが石を集めるのが好きで、ユメミーワールドの中では自分が石自体になっていてそこが面白かったです。「ボーちゃん地味だなー!」と。ちなみにそこが一番笑えました。
物語中でもユメミーワールドの化け物と春日部防衛隊は終始戦っていたので春日部防衛隊好きの人は見入っても損はないと思います。
4-終わり良ければすべて良し!
夢ってさ可能性無限だよね?
今まで良いところ書いてきましたが、実は今回個人的にはすっごいつまらなかったです。
何がと言いますと、夢という舞台なので敵を倒しても倒しても復活するのです。ちなみにその敵がエヴァンゲリオンの使徒みたいな灰色のムンクの叫びみたいな怪物なのです。ビジュアル的にもつまらないし、特に今回は幹部みたいな敵もいないし博士もラスボスって感じでもないし。ユメミーワールドの中でのバトルに関しましては見所本当になかったです。
ただラスト15分くらいに急にミサエさんが映画史上歴史に残る名台詞をサキちゃんに言うのですが、ウルって来ます。ここでは書きません。何故なら究極の見所がそのシーンだからです。むしろそのシーンだけのために映画代払ったようなものでした私は。
見終わった後話つまらなかったけど、良いセリフ聞けたし親の気持ちわかったし良いかってなりました。そうです終わり良ければすべて良しです。
5-最近のクレヨンしんちゃんはフワフワしてるね!
個人的な感想ですが今作は16作目『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』に雰囲気が似てました。ユメの中が舞台なので全体的にふわふわしてます。ふわふわしてるので静かに物語を進めれば個人的に良かったのですが。今回思ったことは全体的にネタが下品すぎるんですよね。あと演出や音響などがガヤガヤしていて落ち着かないんです。
今作のテーマは家族が子供を大切にする気持ちと、サキちゃんの成長だと思うのですが、ガヤガヤの演出と全然かみ合っていませんでした。
もう少しシーンとする場面があってもいいと思います。
まとめ
全体的にガヤガヤしていて疲れた。
個人的に話はつまらない。
最後のセリフを聞くためにみに行く価値はある。
サキちゃん可愛い!
声優は良い。
話の筋もいいし、ゲスト声優もキャラにぴったりなのですが、演出をどうにかしたらもっと良い映画になったのではと個人的に思いました。
むしろ次回作僕に作らせてください。
30点/100点
今回文中で紹介した関連作品です。しんちゃんのDVDは新品で買っても1500円くらいなので安くなりましたね!